変わっていると言われて苦しい人へ。女子グループで省られる理由と心の守り方

友人関係のお悩み

今回のお悩み

人間関係が辛くなったので吐かせてください。自分が気にしすぎの性格もあるかもしれませんが省られ体質な気がします。私は自分でも自覚してるのですが変な性格なんです。(非常識な事をする変な性格っていう意味じゃなくて上手く言葉には出来ないけどちょっと変わってる感じの性格) 初対面の人とかにもあまり初めて会うタイプと言われるので多分それが原因なんだと思います。 省られてるなと思った出来事が直近でふたつあって1つ目は私は大学生で私を含む6人でいつも一緒にいるのですが、前みんなでお出かけした時普通に歩く時に自分だけ孤立してて会話に入れない事が多数ありました。それで今の大学生活も自分がなにかする度目を合わせてたりくすくす笑ってたりしてる感じで、今日は自分はものを言う時のイントネーションがたまにおかしくなるのですが、それをコソッと真似されて笑われたりして女子特有の感じで怖くて学校に行きたくないです。 ふたつめはバイト先です。今働いてるところは3年間ぐらい働いているのですが、自分抜きでバイト先の人達で遊びに行ってました。たまたまだと心に言い聞かせてましたがずっとモヤモヤしてます。 どこに行っても人間関係でモヤモヤするので、もう限界です。普通の人だったらみんなと仲良くできてたのかなと思ってずっと気分が落ちています。長文すみませんでした( ; ; )

「変わっているから省られる」は本当?

まず一番最初に伝えたいことは、「変わっている=省られる」ではないということです。

心理学の研究では、「少数派の性格」や「個性的であること」自体は、人間関係を悪化させる要因にはならないとされています。むしろ、個性的な人を好む人や、安心して関わろうとする人のほうが多いほどです。

ではなぜ、あなたは何度も「仲間外れのような状況」に遭遇してしまうのでしょうか。

その背景には、以下のような要素が考えられます。

  • 女子グループ特有の“閉じたコミュニティ”の空気
  • 話し方や反応のクセが「いじり対象」にされやすい
  • 集団内の力関係に敏感で、空気を読みすぎてしまう
  • その遠慮深さが「話しかけてこない人」と誤解される

これらは性格的な“変わってる”とは別の問題です。むしろ、あなたの中にある優しさ、遠慮深さ、空気を読む力が「グループの中で押し込められてしまっている」だけなのです。

女子グループ特有の「距離感ハラスメント」

ご相談の中で特に気になったのが、

  • 声を真似してコソコソ笑う
  • くすくす笑いながら目を合わせる
  • 会話に入れてもらえない

これらは心理学では距離感ハラスメントと呼ばれる行動の一種で、明確ないじめとまでは言えないけれど、本人を不安にさせたり孤立させたりするグレーな行動です。

特に女性グループは「暗黙のルールの共有」「同調圧力」「排他性」が強く出やすいため、ちょっと個性的だったり、自分たちの「型」から外れる人を無意識に扱いが雑になることがあります。

これはあなたの問題ではなく、グループ側の成熟度の低さの問題です。

“あなた抜きで遊びに行かれていた”問題の心理

バイト先で、自分だけ誘われていなかった件も同じ構造が考えられます。

あなたが悪いわけでも、人付き合いが下手なわけでもなく、ただ職場の中の人間関係が固定化されていて、「誘う人」と「誘われない人」が最初から決まっていた可能性が高いです。

人間関係は「輪に入る勇気」ではなく、輪の質がすべてです。あなたが入れない輪は、あなたに合っていない輪だっただけのこと。

“省られ体質”ではなく“優しすぎて距離を詰められない体質”

あなたは自分の性格を「変」と表現しましたが、相談文からは次の特徴が読み取れます。

  • 相手の表情や声のトーンを敏感に察知してしまう
  • 距離を詰めることより、相手への配慮を優先してしまう
  • グループの空気を壊さないように自分を抑えがち
  • 「嫌われたくない」より「誰かを不快にしたくない」が強い

これ、実はとても優しい人の特徴なんです。

しかし優しい人は、自己主張の強いグループや、攻撃的な性格の人がいるコミュニティでは「狙われやすい」こともあります。悪い意味ではなく、“扱いやすい人”と勘違いされてしまうことがあるんですね。

この先どうしたら楽になるのか

では、この状況から抜け出すために何ができるのでしょうか。

1. 合わない輪には「深く入らない」

あなたは悪くありません。ただ、今いる大学のグループはあなたとの相性が悪いだけです。距離を置くことは逃げではなく、自分を守る大切な行為です。

最低限の距離感で関わるだけでも、人間関係のストレスは大きく減ります。

2. 「一対一の関係」を増やす

グループでは浮きやすい人でも、1対1なら深い関係を築ける人は多くいます。話が合いそうな人、優しい人、同じ趣味の人…誰か一人でも居心地の良い人を見つけるだけで、世界は変わります。

3. 自分を責めない癖をつける

“変わってるから省られる”というのは、今までの体験からできた思い込み(スキーマ)に近いものです。あなたが変だからではなく、環境との相性が悪かっただけなんです。

人間関係は「性格の良し悪し」では決まりません。 「誰と出会うか」でいくらでも変わります。

最後に:あなたは、変じゃない。傷つきやすいだけじゃない。

相談文から伝わってきたのは、あなたが「繊細で」「優しくて」「空気を読みすぎるほどの感受性を持っている」ということでした。

そんな人が、鈍感な人や排他的なコミュニティの中で苦しくなるのは当然です。

だからどうか、“みんなと仲良くできない自分が悪いんだ”とは思わないでください。

あなたに合う人は必ずいます。 あなたを笑わず、あなたの話し方や感性を素敵だねと言ってくれる人もいます。

今はただ、「合わない輪にいただけ」なんです。

少しずつでいいから、自分を守れるやさしい環境に移動していってください。あなたは省られ体質でも、変わっているわけでもありません。むしろその感性は、あなたの強さであり魅力です。

どうか心が少しでも軽くなりますように。

筆者の体験談

私はまさにこのタイプで、人の顔色を気にしすぎてしまう性格でした。若い頃は必死に輪の中に入ろうと頑張っていたせいで、人と会うだけでとても疲れてしまうことが続きました。

しかしあるとき、合わない人たちと一緒にいるよりも、ひとりの時間のほうがずっと楽だと気づきました。それからは趣味に没頭する時間を増やし、心から信頼できる仲の良い友人とだけ会うようにしたのです。

その結果、今は無理に合わせる必要がなくなり、以前よりずっと穏やかで幸せな毎日を送れるようになりました。

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